住宅を建てると贈与税が節約できる!
2015.12.12 カテゴリー:
今日は贈与税の話です★
親や兄弟も含め、人から1年間に合計110万円を超える額の財産の贈与を受けると贈与税がかかります。
具体的にどれくらい国に納めなければならないかというと、
1000万円に対して約165万円
1500万円に対して約390万円
3000万円にもなると約1140万円です。
無申告で大きなお金を動かすと、後になって税務署から請求がきたという話は少なくありません。
ぞっとしますね。
しかし、住宅を建てる人には親や祖父母から、住宅取得等資金の援助を受けたときは、一定額まで贈与税が非課税になる、 「住宅取得等資金贈与の特例」というものがあります。
この非課税枠は暦年課税の基礎控除110万円と併用できるため、2015年中に住宅取得の契約をした場合、合計1110万円まで贈与税が免除されます。
さらに省エネルギー性能や耐震性能の基準値をクリアすると1610万円までの贈与税が免除されますので、
1000万円や1500万円を貰っても税金はかかりません。
3000万円の場合でも本来は約1140万円かかる税金を、約450万円にまで抑える事ができます。
免除の上限金額は年々下がっていくので、住宅を検討している方で両親や祖父母の援助を受けられそうな人は活用しない手はありませんね。
※非課税枠を利用する場合は、贈与の翌年の3月15日までに住宅の引き渡しを受け、税務署に贈与税の申告をする必要がありますので注意が必要です。
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